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itm-info [情報]『ベーシック・インカム入門の集い』

〜シンプルかつ包括的な社会改革プランを知るために〜
第1 回ベーシック・インカム入門の集い

■2008 年7 月21 日(海の日)

14:00 〜 15:30 白崎一裕さんによる解説
15:45 〜 17:30 フリーディスカッション

■オープンフォーラム早稲田
東京メトロ地下鉄東西線早稲田駅より徒歩5 分

■案内役:白崎一裕
■参加費:1,000 円( 資料代,お茶代,会場費含む)
■申込先:フォーラム・スリー tel.03-5287-4770 / fax.4771
       資料準備の都合上、必ず事前申し込みをお願いします。

■主 催:  BI 有志一同
         &
      フォーラム・スリーhttp://www.forum3.com/bi/
      
■ 案内役より一言
現代の日本社会をみても、労働は様々な派遣労働にみられるよう
に細分化された労働過程となっていて、かぎりなく働く人々は機
械の部分品のごとく「取替え可能」なものになっている。しかし、
人は働かなければならないと思わされている、なぜなら、そこ
にあるのは、「食うためには、しゃ〜〜ないだろう」という思考
がはたらくからだ。たしかに「食わなければならない」、しかし、
こういう状況は、奴隷化された人間の行為といえないだろうか。
ベーシック・インカム(BI)は、まず、この「食うためには、仕
方がない」という賃金労働に縛り付けられた状態からの解放をめ
ざす。そのBI の特性の第一は、労働(働き)と所得(賃金)の
分離と言うことだ。働こうが、働かなかろうが、働く意欲があろ
うがなかろうが、働く能力があろうがなかろうが、無条件で、一
定の所得を保証するのだ。こうすることで、「食うためには」と
いう強迫・奴隷観念から離脱でき、真に「自由な」存在として生
きることができる。どんな生き方・ライフスタイルも選択可能だ。
このBI の思想的歴史は古く源流は、トマス・モアの『ユートピア』
(16 世紀)にまでさかのぼる。現在、ドイツをはじめ、フランス、
イギリス、ポルトガル(参加所得)、アイルランドなどのヨーロッ
パ各国をはじめ、ブラジルなどでもその試みがはじまっている。
まだ、BI は、日本では部分的な議論にとどまっている。しかし、
社会の分解ともいうべき世代間・地域間等々の「格差」が拡大する
状況において、今後の大きな政治的課題となることは間違いない。

■ 白崎一裕さん
1960 年生まれ。元祖フリーターとしてさまざまな仕事を経
験しながら、那須地域の市民活動などにとりくむ。地域通
貨ナスタの実験を通してベーシック・インカム(BI)の必要
性を痛感し、その考えをひろめようとしている。最近では、
とちぎボランティアネットワーク『月刊ボランティア情報』
市民文庫欄・書評コラム担当としてベーシック・インカムな
どの書評紹介をした(上はその抜粋)。

2008年06月17日

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